なまこ壁

「ときめく糀」の原料生産者を訪問しました。

稲の写真 原料生産者を訪問しました

収穫前の稲穂が黄金色に色づきはじめた水田が一面に広がり遠く群馬の山並みが遮る物も無く綺麗に見渡せる、そんな場所が本社からほど近い児玉町にありました。地元で栽培してもらっているのです。
迎えてくれたのは清水さん。
この地域で農薬や化学肥料を使用しない自然農法を実践する生産者グループの代表です。

清水さん

優しい笑顔でお話しして下さった清水さん

当社とのお付き合いは三十年近く、随分昔からとなります。
「ときめく糀」の原料となる有機米の品種は埼玉県で育成された「彩のきずな」。この土地の気候にあった品種です。
平成29年には食味ランキングで最高ランク(日本穀物検定協会)に評価されたことがある、食味もよく、甘みと旨味のバランスのとれたお米です。
清水さんに有機米の栽培について聞いてみました。
「今は肥料といっても稲藁や麦藁を入れるくらいだけど、ただ、はじめの七年は一般農法の1/3程の収穫しかなかった。 長く続けると田畑が良くなり採れてくる。作物が土に馴れてくる。」
七年という年月に、温厚な表情からは窺い知れない苦労と信念を感じ三十年のお付き合いに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
一人一人の生産者の努力の末、一粒、二粒、百粒の米が成り、そうしてこの商品を造ることができるのです。
「国産有機米」、言葉では簡単に表せるけど実現するのは簡単ではないことです。継続させることはもっと大変なことです。
この有機米を大切に糀にして発酵させてあまざけに、そしてお客様に届けたいと思います。
今年も収穫間近、「ときめく糀」をお楽しみに!

実ほど首を垂れる稲穂かな

穂が垂れ下がっているということは、立派なお米が育っている証拠

ときめく糀ができるまで
ときめく糀ができるまで
ときめく糀ができるまで
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