なまこ壁

2月3日は初午の日です。

今年は、2月2日が節分(なんと124年ぶり!)ですが、次の日の2月3日は初午の日です。
初午とは、2月の最初の「午(うま)の日」をさし、稲荷神のお祭りが行われる日です。
稲がなることを意味する「いなり」から、五穀豊穣や商売繫盛、家内安全を祈願します
そもそもなぜ、稲荷神社に油揚げや稲荷をお供えするかと言いますと、例えば京都の伏見稲荷大社など、全国の稲荷神社の鳥居の両側には狐が鎮座しています。稲荷神の使いは狐であり、狐の好物が油揚げなのです。
というわけで、2月3日の初午の日は、そんな縁起物のいなり寿司を手作りして、今年の五穀豊穣と家内安全をお祈りしませんか?今回、2通りのいなり寿司をご提案させていただきます。ぜひ、挑戦してみてください。

見た目が楽しい、味も美味しいロールいなり

ロールいなり

油揚げをロール巻きにして、色とりどりの具材を乗せると見た目が楽しいおしゃれないなり寿司に大変身!
写真では乗せる具材は、梅肉ソースやチーズ、かつおたくあん、きんぴらなどを乗せてみましたが、なんでもOK!
ぜひオリジナルのロールいなり作ってみませんか?
今回は、当社の油揚げでおいしくできるいなりの煮方と酢飯のレシピをご紹介します。

油揚げ煮※作りやすい分量の目安
油あげ…8枚 / 水 300ml / うまかだし…小さじ1と1/2(7.5g)/ 砂糖…大さじ1と1/3(20g)/ 醤油…大さじ2(30g) みりん…大さじ1
作り方
、油揚げを開く。※簡単に出来る油揚げの開き方をチェック!
、鍋に水を沸かし、調味料を入れ溶かす。
、油あげを鍋に重ねて入れ、沸騰したら弱火にして落とし蓋をして煮汁が無くなるまで煮る。
、途中、味のムラが出ないよう鍋の中を上下入れ替える。煮汁が無くなったら火を止めて半日程置き冷ます。

使用したのはこちら▼
  • 油揚げ
  • うまかだし
  • 自然な砂糖
  • 蔵造り

酢飯※作りやすい分量の目安
ご飯…2合 / 米酢…大さじ4(60ml)/ 砂糖…大さじ1と1/2(23g)/ 塩…小さじ1(5g)
作り方
、ご飯2合を固めに炊飯する。
、寿司桶に炊きたてのご飯を入れ予め合わせておいた調味料を全体に回しかける。
、うちわで冷ましながら全体を切るように混ぜ合わせ馴染ませる。ツヤが出てきたら完成。

使用したのはこちら▼
  • 米酢
  • 自然な砂糖
  • 海の精あらしお
 
油揚げの簡単な開き方

油抜きせずに使える便利な豆庵油あげですが、さきにくいとのお声も伺っています。そこで、当社スタッフが色々と試行錯誤した結果、おすすめの方法をご案内します。
油揚げを一度冷凍し解凍したものを使うのがポイントです!

  • 油揚げの簡単な開き方1 、油あげの両面に麺棒を力を入れ過ぎないようにコロコロ転がす。こうすることで解凍時に出る水分が生地から抜けてさきやすくなります。
  • 油揚げの簡単な開き方2 、油あげを真ん中で半分に切り、
    さらに上下端を切り落とす。
     
  • 油揚げの簡単な開き方3 、切った3つの断面からそれぞれ包丁を入れ破らないように手で優しく生地を開いていく。
  • 油揚げの簡単な開き方4 きれいに開けます!

時短かつおいしい!お手軽いなりにぎり寿司

いなりにぎり寿司

もう少し簡単に、そして美味しく食べたい!そこで、おいなりさんをにぎり寿しにしてみました。お口に入れば味は間違いなく「おいなりさん」です。らっきょうの漬け汁を使った優しい甘さのお手軽酢飯と甘じょっぱいおあげのコラボレーションをお楽しみ下さい。

材料(20貫分)
豆庵油あげ…2袋(4枚)/ ★水…300cc / ★砂糖…大さじ3と1/2 / ★醤油…大さじ3 / ご飯…700g(約2.5合分)/ 蜂蜜入りらっきょう漬…1/2袋分 / 蜂蜜入りらっきょう漬汁…1袋分 / 生塩糀…小さじ1弱 / あれば、焼き海苔や三つ葉など
作り方
、油あげは一枚を5等分に切っておく。蜂蜜入りらっきょう漬はらっきょうと漬け汁を分けておく。
、らっきょうは細かく刻んでおく。
、お鍋に★を入れ中火にかけ、砂糖が溶けたら油あげを入れて20〜30分、煮汁がなくなるまで落し蓋を  して煮含める。煮汁がなくなったらそのまま常温になるまで冷ましておく。
、ボウルにらっきょうの漬け汁と生塩糀を入れよく混ぜたら、ご飯とを加えて切るように混ぜる。
、ご飯を20等分にして俵形に握っておく(100均などで売っている型を使っても)
をのせていく。半数は海苔を帯にしたり、さっと茹でた三つ葉で真ん中を結ぶ。

使用したのはこちら▼
  • 油揚げ
  • 自然な砂糖
  • 蔵造り
  • 蜂蜜入らっきょう
  • 生塩糀
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